2015/04/23 22:20
"マドレーヌをお茶に浸して食べた事から過去の記憶が一気によみがえる"
マルセル・プルースト著「失われた時を求めて」の冒頭「mad.len(madlene)」から名付けられたブランド名のMAD et LEN 抄訳版(鈴木道彦・翻訳)を実際に購入し読んでみたところ確かに記載されており
過去の記憶との対峙を丁寧な描写で一節にまとめておりました。
(70P過ぎから80P前後までマドレーヌをきっかけとしたプルーストの有名な記憶の典型が続きます。)
原作のまま時間をかけてでも読むのが一番だとは思いますがプルースト「失われた時を求めて」は
日本語訳で、400字詰め原稿用紙約10000枚という長編小説の為なかなか時間を取ることが出来ない…
途中で諦めそう…という方にはこの抄訳版(全3巻)がGWのお供としても良いのでは!?
僕は読むときにはMAD et LENのキャンドルに火をつけ、香りを楽しみながら燃焼時間を読了までの目安として読んでみたいと思います^^
「抄訳版 失われた時を求めて I 」鈴木道彦・翻訳 (集英社文庫)
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